普段からコンタクトレンズを使用している方は多いと思います。
最近では女性に人気がある、目を大きく見せて印象を良くしてくれるカラコンや、以前よりも普段使いしやすいコンタクトレンズが販売されています。
デリケートな目に直接装用するコンタクトレンズには、普段からケアを欠かすことができません。
コンタクトレンズのケアには専用の洗浄液と保存液を使用します。
しかし、コンタクトレンズにも様々な種類があり、それぞれに合ったモノを使用する必要があります。
1 コンタクトレンズの洗浄液
コンタクトレンズやカラコンの汚れを落とす洗浄液には、過酸化水素タイプとMPSタイプの2種類あります。
1-1 過酸化水素タイプの特徴
過酸化水素タイプの洗浄液は消毒効果が高いので、こすり洗いの必要がありません。
しかし、その分刺激が強いのでカラコンだと色落ちすることもあります。
そして洗浄液によっては、使用できないコンタクトレンズもあるので確認が必要です。
1-2 MPSタイプの特徴
MPS(マルチパーパスソリューション)タイプは、これ1本でコンタクトレンズの洗浄・すすぎ・消毒・保存ができるマルチタイプの液体です。
この液体はレンズの変形や汚れがこびりつくことがなく安全性が高いので、初心者にも扱いやすいです。
しかし、このタイプもコンタクトレンズの種類によっては、相性が合わない場合があるのでコンタクトレンズの品質劣化につながる恐れもあります。
そのため、注意事項の確認や眼科医への相談が必要です。
2 保存液
保存液はコンタクトレンズを保存するための液体です。
最近ではマルチタイプ(MPS)の液体が主流になり、保存液の種類は少なくなってきました。
しかし保存液を使用する場合もコンタクトレンズとの相性があるので確認が必要です。
まとめ
洗浄液や保存液はコンタクトレンズの種類によって相性があるので、間違った選び方をすればレンズの品質劣化や目を傷つけてしまう可能性もあります。
使用しているコンタクトレンズに合った正しい洗浄液・保存液を選ぶためにも注意事項を守り、必要ならば眼科医に相談しましょう。